『あなたのゼイ肉、落とします』を読んで身につまされた
今日はジョギング中に聞いていた
『あなたのゼイ肉落とします』という小説のレビューです。
ダイエット中の方には是非読んでいただきたいなと思ってますし
私も読んでよかったと思いました。
そう思うポイントとしては
それは出てくる登場人物が全員体にも心にもゼイ肉を持っていて
それらを解放していく過程を読むと
ダイエットしようと初心に帰ることができるからです。
心のゼイ肉とは、「私はこうあるべきだ」と世の中や人間関係の中で
自分を無理やり押し込めている思い込みです。
例えば第1章で出てくる中年のワーキングマザーは
若い時は美人だったけれどもだんだんと太りはじめ
会社ではもう誰も声をかけてくれないし
家族からもただの家事をする人という認識しか持たれなくなっています。
そこでダイエットコンサルの大庭小萬里(おおばこまり)のアドバイスを受けて
今まで美人として生きていたのですが
それをやめて人間としての魅力を磨いて生きていくほうがいいと悟ります。
結果として、会社や家族との人間関係を取り戻し良好になって
前向きにジムに通い、体重が減っていきます。
年を重ねてくるとどんな人も容姿が変化していきます。
表面上だけの魅力だけでなく人間としての中身
(約束を守るなどの誠実さだったり人への親切心だったり人への共感性だったり)
を磨いて内面をますます磨いていかないと、
痛いおばさんになっていってしまうなと危機感を感じました。
ダイエット中でちょっと停滞期だなぁとか
ダイエットする目的がわかんなくなっちゃったなーっていう人に対して
この本は、自分の中にある「やせよう」という気持ちを
思い出させてくれるのですごくおすすめですぜひ読んでみてください(*^^*)